節分といえば豆まき。その豆も地域によって大豆だったり落花生だったりと違いはありますが、大豆ならば福豆とも呼ばれています。
正しくは炒った大豆ですが、私も含めて意外に福豆が大好きって人が多いです。で、節分の時期にまとめ買いするわけです。
ところが、いくら大好きでも毎日のおつまみが福豆だけだとさすがに飽きてしまいます。そんなときにおすすめなのが炊き込みご飯と福茶です。
今回は福豆を使った炊き込みご飯の作り方と福茶の淹れ方をご紹介します。
節分の福豆が余ったらどうする?
冒頭で触れた通り、節分にまく炒った大豆が大好きという人は意外に多いものです。そして、節分の時期に(安売りされてから)まとめ買いする人も同様に多いのです(私を含めて)。
あるいは、子供たちと関わる職場にいる場合には、行事の余り物として手元にたくさん残るかもしれません。
豆は結構日持ちしますから、あわてて食べる必要はありませんが、それでも毎日同じものばかり食べていると飽きがくるのも確かです。
福豆というくらいですから、捨てるのも縁起が悪い気がしますし、やっぱり全部美味しくいただきたいですよね。
そう思って福豆のレシピ検索をするとたくさんヒットしますから、結構日本国民にとって切実な問題なのかもしれません(笑)。
例を挙げると、砂糖をまぶしたおやつにするとか、ミルミキサーできなこにするとか、クッキーの材料にするとか、もう盛り沢山です。
ただ、残念ながら手間のかかるものが多いというのも実感なのです。
あなたも
「飽きたから違った食べ方をしたいけど、手間がかかるなら嫌!」
っていうのが本音だったりしませんか?
私はお酒のつまみを作るのが大好きなので、気になったレシピをいくつか試してみましたが、手間のかかるわりには今ひとつって思うものが多かったです。
そしてその中で
「これは手間入らずで美味しい!」
って感じた食べ方を次章から紹介します。
節分の福豆で炊き込みご飯を作る
福豆で作る炊き込みご飯はとても簡単です。
用意するのは、お米と福豆と塩ふき昆布だけという手軽さ。
塩ふき昆布が無ければ、顆粒だしか麺つゆ、それもなければお塩だけでも大丈夫かもしれません。
(私は試したことがありませんので、好みの味付けになるまで試行錯誤は必要だと思います)
では具体的なレシピです。
・福豆:一袋(30g)
・塩ふき昆布:20g
これだけです。
普通に米をといで炊飯器に入れて水を張ったら、福豆と塩ふき昆布を入れてスイッチオン!炊き上がったら出来上がり。
簡単でしょう?
注意点としては、やはり味付けでしょうか。
私の場合はお米一合に塩ふきこんぶ10gがちょうどいいのですが、濃いめの味付けが好きな方は5~10g程度増やすか、追加でお塩を入れるなりして好みの味にしてください。
あと、もしも材料があるなら、人参とかひじきとか油揚げとか入れると、それなりに豪勢になります。もちろん、基本レシピだけで十分美味しいのでお好み次第です。
ここでとっておきの秘訣を暴露してしまうと、ごま塩が一番お手軽で最高の調味料だったりします。この福豆ごはんにピッタリなんです!
もしも味付けが薄いと感じたなら、騙されたと思って是非試してみて下さい^^。
福豆でお茶をいれたら福茶に変身!
さて、前章では炊き込みご飯のレシピをご紹介しましたが、それすらも面倒なんて思っていませんか?
あるいは、「ご飯は白米が一番。他のレシピは無いの?」って、ご飯に対するこだわりがあるかもしれません。
そんなときにおすすめなのが、福豆を使った福茶なのです。
そしてなんと!
用意するのはお茶と福豆だけという手軽さです。
(※お茶はほうじ茶がおすすめ)
では福茶の淹れ方です。
・お茶を注ぎます。
・福豆がふやけてきたら飲み頃です。
実はここにも一つ秘訣があるのです。一手間かかるものの、とても香ばしくなる秘訣です。
福豆を軽く炒ってからお茶を注いで下さい。それだけで香りが全く違います。
「おぉ、なんか福福するよ!」
って福が自分の体内に入りこんだことを実感できること請合いです^^v。
まとめ
私はずっと、福豆って節分のシーズンにしか売られていないものだとばかり思っていましたが、スーパーでは結構置いていることろがあるみたいですね。それに気づいて以来、まとめ買いの福豆が切れても困ることがなくなりました。
私が購入しているのはイオンですが、もちろん「福豆」なんてパッケージではありません。「素煎り大豆」という商品名で売られています。120g入で200円ちょい。ピーナッツなんかと比べると若干割高感が有るものの、年中買えるのですから許容範囲内です。
縁起物としてやっぱり福豆はまとめ買いしますが、それとは別におつまみとして素煎り大豆を購入するって感じです。
やっぱり
「なんかいいことがありそう!」
って感じるのは、節分の日にまいた福豆だと思いませんか?