寒い季節が迫ってくると、冷え性の私はとても憂鬱でした。今でも憂鬱になりますが、ほんの少しだけです。その理由はもちろん症状が改善しているからです。今日は私自身がこれまで実際に行って効果のあった対策をご紹介したいと思います。
一説によると、冷え込みは秋の内からすこしずつ体に染み込み始めるのだとか。あの冬の辛さを思い浮かべると「さもあらん」って納得してしまいます。
でも、ちょっとしたことでその辛さを軽減できるんです。もちろん絶対はあり得ませんが、少なくとも私自身が実践して効果がありました。
冷え性でお悩みの方は、興味が湧いたなら一読してみてください。もしかしたら、あなたにも効果的な方法かもしれませんから^^v。
冷え性の改善に家電は有効?
最初に結論を言ってしまいますと、冷え性の改善目的で家電を購入するのはお勧めしません。症状を軽減するには有効ですが、決して改善するものではありませんから。
ただ、冷え性が改善するまでの補助グッズとして考えるならば、家電はとても有効です。冷えきった体を一時的にであれしっかりと温めてくれるので、一時的であれ辛さから開放されます。
そんな観点から、私の考える冷え性の必需品とも言うべき家電ベスト3をご紹介したいと思います。あくまでも補助的なものとしての位置づけではありますが、冷え性のあなたにとっては間違いなく助けになる家電です。安価なものばかりですので、よろしければお試し下さい。
まずは3位から行きましょう。
それは電気アンカです。ハードタイプとソフトタイプがありますが、個人的にはソフトタイプがおすすめです。足元に置いてもゴツゴツしませんから。
布団に入った時の寒さって、足元の寒さが大半を占めていると思います。全身が震えていても、足元が温かければ体全体がぽかぽかして来ますし、アンカが一つあるととても重宝しますよ。
電気代なんて微々たるものですし、なにより一晩中温かいのがグッドです。昔ながらの湯たんぽだと、いつの間にか冷えきっていて、かえって足を冷やしてしまうこともありますが、電気アンカならそんなことはありません。
第2位は、布団乾燥機です。今流行のホースなしなんかじゃなくて、しっかりとホースがあるやつです。3位の電気アンカも重宝しますが、あくまでも足元用なんですよね。
でも布団乾燥機は、布団全面を温めてくれます。寝る前の1時間だけでも乾燥機をかけておくと、布団が天国に変身します。
えっ?毎日寝る前にマットを敷いて乾燥をかけなくちゃいけないのかって?
ふふふ、言うと思いましたよ。そんな不精なあなたに、とっておきの秘技があります。タイマーを1時間とか2時間とかにセットして、マットなんて敷かずに潜り込んだ布団にホースを引き込むんです。もちろん温風で。
どうですか?もう一瞬でぽかぽかですよね。足が冷えてたらホースを足の方へ向けるだけです。ほら、もう足が温まり始めたでしょ?
これが布団乾燥機の凄さです。電気アンカよりも使える用途が格段に広いんですね。
実は私自身不精ですから、タイマー使用で直接ホースを布団の中に引き込むパターンがほとんどです。内緒ですけどね…
さて、いよいよ第1位の紹介です。
それは…
コタツです。
意外でしたか?冷え性じゃない方にとってはそうかもしれません。でも冷え性のあたななら納得できる答えじゃありませんか?
ファンヒーターであれエアコンであれ、足元って全くと言っていいほど温まりません。まぁ、温かい空気が上昇するみのは、自然の摂理なのでしょう。
でも、冷え性にとってはその自然の摂理が許せないわけです。そして、その摂理に真っ向から対抗してくれるのがコタツなんです。人間の下半身をこれでもかってくらいポカポカにしてくれます。唯一の欠点は上半身を温めてくれないことですが、そのくらいは許容範囲じゃありませんか?
私の場合は、厚着して手袋したらノープロブレムです。ファンヒーターとかエアコンとかある方は、併用してもいいかもですが、燃料費がもったいない気がしますし、ボーっとしてしまいそうですね。
冷え性の改善って、ある程度体に負担をかけるのも必要みたいですから、可能であればコタツオンリーをお勧めします。(私がまさにそんな生活で冷え性を改善しました)
冷え性 改善 飲み物
冷え性の改善って話になると、必ずと言っていいほど出てくるのが飲み物です。
その筆頭は生姜の入った飲み物。あとは紅茶とか、発酵系の飲み物ですね。
確かにどちらも体を温める効用があるようですが、私自身は冷え性対策で飲んだことはありません。だって一時的なものですから。
つまり、改善じゃないと思うんです。飲み物で体を温めるなら私はお酒を飲みますし、どうであれすぐに体を温めたければ湯船に浸かります。
でもどうしたって、一時的な効果でしかありません。
一番の望みは冷え性から解消されることで、そのためには体を改善する必要があるわけです。
では果たして飲み物で冷え性の改善って出来るのでしょうか?
個人的体験からするとそんな飲み物がありました。(すみません本音を言うと、あったんじゃないのかなって程度です)
実は、冷え性の改善対策として私は2つのことを行っています。ミネラルウォーターの摂取と、適度な運動です。その方法で冷え性は見る間に改善したものの、平行して行ったので、もしかしたらどちらかだけが冷え性に効いたのかも知れません。
ただ、本気で検証したい方は、どんな銘柄の水を飲んでどんな運動をしたのかにこだわるでしょうから、まずは水の銘柄を暴露してしまいますと、【サントリーの南アルプスの天然水】です。
国内海外含めていろんな市販ミネラルを飲んでみましたが、南アルプスの天然水が一番子供の頃の記憶にある美味しい水の味とマッチしたからです。井戸水の甘さのある水ですね。とても懐かしい味です。
当初は水の効果があるなんて思いもせず、「適度な運動で筋肉がついて基礎代謝が上がったおかげなのかな?」って単純に考えていましたが、たまたまネットで水が冷え性に有効っていう記事を見かけたんです。
『血液がドロドロしていると冷え性になりやすい。サラサラにするにはしっかりと水分を取る必要がある』
ってな感じのものだったんですが、その時にピンときました。
そういえば、ミネラル飲み続けてるなって。なので単なる私の思い込みだけではなく、それなりの情報も加味してミネラルは効果的と思われると言うことでご紹介しています。
最後に重要なポイントを一つ。
ミネラルは常温か適度に温めて飲んで下さい。私は暑くなる季節から飲み始めましたが、キンキンに冷えているペットボトルをわざと数時間放置して、常温になるのを待ってから飲んでいました。
やっぱり、体の中を冷やすような事は極力避けるべきだと思います。体の改善で飲んでいるはずが、悪化させることにもなりかねませんからご注意下さいますよう。
冷え性 改善 運動
運動と言っても有酸素運動とかではなく、筋トレの範疇になろうかと。
その運動とは、スクワットです。1日に50回程度でも十分効果がある気がします。(今は週に2~3回、50回行っているだけなので)
でも冷え性が改善した時に私が行っていたのはもう少しハードなものです。アメリカで流行した「30日スクワットチャレンジ」なるものですね。初日は50回で最終的には250回になります。
興味を持たれたら、「30日スクワットチャレンジ」で検索すればたくさん情報がヒットします。でも、冷え性対策としてはちょっときついかもしれません。私ももともとダイエット目的で行いましたし(汗)。
「下半身の運動だから、足の冷え性にも効くんじゃない?」なんて、あわよくば冷え性の体質改善にも効果があればいいなって感じでしたから。
ところがいざ行ってみると、ダイエットにも冷え性改善にも効果があったわけです。
白状してしまうと、実はそれ以外に行っていた運動がもう一つあります。
先程と同様アメリカで流行ったものらしいのですが、『30日プランクチャレンジ』なるものです。これは静止運動というか、体をまっすぐにした状態をキープして体幹を鍛えると言うものですね。
最初は20秒から始まって、最後は5分まで。これ、半端無くきついです。泣きそうになるくらいきつかったです。二度とやろうとは思いません。
なので、未だに継続している運動はスクワットです。なんでも運動量としては腹筋の30倍あるのだとか。
そう言う意味では、筋トレというよりも有酸素運動の部類に入るのかもしれませんね。
では、飲み物のときと同様注意事項を一点だけ。
スクワットするときにはおしりを可能な限り後ろに引いてしゃがむようにしてください。日本式便器にまたがってしゃがむ感じです。
要は曲げた膝がつま先の前に出ないようにするってことなんですね。膝を傷めないためって理由らしいですけど、実践してみると太ももにかかる負担が格段に違うのが分かります。つまり、膝の負担云々よりも、運動量として効果的なしゃがみかたじゃないのかなというのが個人的見解です。
まとめ
冷え性って、すごく辛いです。寒さというか冷たさというか、そのせいで他のことに頭が回りません。
だからと言って、外からいくら温めても一時的なものでしか無いし、低温やけどしたことも数えきれないほどです。
朝から一日中足が冷たいままで、足を温めることが出来るのはお風呂にはいる時くらい。
そんな私を最初に救ってくれたのがコタツでした(笑)。ずっと家にあったんですよ。使っていなかっただけです…ほんと灯台下暗しでした。
その後、布団乾燥機を布団の中の暖房機代わりに使えることに気づき、そして体質改善しなければ意味が無いって思い始め。
そんな私が、人並みに生活を送れるくらいになりました。そこへ至るまでの軌跡を記したのが今回の記事です。
たまたま私の体質に合っていた方法なのかもしれませんし、あなたにはもっと効果がある方法かもしれません。もしほんの少しでもあなたの症状の改善に役立つことが出来たなら最高の喜びです。