あれっ?
気のせいでしょうか。クリスマスとか大晦日とか楽しいイベントの声だけが聞こえてくるような…
でもですよ、新年を気持ちよく迎えるにはやはり大掃除は欠かせないと思いません?
これは決して、クリスマスや大晦日に私と一緒に過ごしてくれる人がいないから言ってるわけではありません。日本人としての文化だと思うのです。
今日はそんな文化に毎年いそしんでいる私から、ある意味一番コツが必要な網戸の掃除方法についてご紹介しようと思います。
コツが必要なの?なんて思いました?でも無理に雑巾でこすったりしたら網が緩んだり外れたりしますし、普通に掃除機で吸い取ろうとしても一向に綺麗にはなりません。
そんな失敗をしないためにも、騙されたと思って是非ご一読下さい。
大掃除の網戸を簡単に綺麗にする方法
網戸の掃除ってとても大変だと思っていませんか。もしそうだとするなら、やっぱりコツを知らないからだと思います。
冒頭でも書きましたが、一番失敗しがちなパターンって、力を入れて網戸をこすることだったりするんですね。
「しっかりこすらないと汚れが落ちないじゃないか!」
そんなお怒りの声が聞こえてきそうですが、一番簡単な網戸の掃除方法ってサッサッってホコリを払う感じでOKなんです。
そのために必要な道具は一つだけ。洋服ブラシです。
新しいのを購入する必要はありません。古いので十分です。
そして実際に洋服にかける時のように、網戸も軽くサッサッとしてみてください。
いかがでしょう。付着していたホコリがボロボロと取れたのではありませんか?
おめでとうございます。
その調子で、全部の網戸をブラッシングして下さい。とても大変な印象があった網戸の掃除があっという間に終わってしまいました^^v。
あはは、これで話が済むならわざわざ記事にするまでもありません。
ご満足いただけたなら何よりですが、きっと
「確かに少しは汚れが落ちたかもしれないけど綺麗にはなっていないぞ!」
って今ひとつ納得出来ない気持ちだと思います。
そうなんです。実はさっきの方法は汚れの少ない網戸の場合に有効なんです。
つまりこれで綺麗にならない網戸は、まさに大掃除しなくてはいけないほど汚れているんですね。9割方のご家庭がそのパターンですからご安心を。
では次章から、その汚れを落とす方法を段階的にご紹介していきます。
大掃除の網戸には新聞紙が欠かせません
新聞紙って、不要なときほど溢れかえっていて、必要なときには無かったりしませんか?
もし無かったりしたら、お隣なりご主人の勤め先なりから確保して下さい。後必要なのはセロハンテープと掃除機です。掃除機のノズルはブラシタイプのものが理想ですが、無ければこだわる必要はありません。
では、新聞紙を使った簡単な掃除方法です。
網戸は外せるなら外すほうがいいですが、外せなくても大丈夫です。網戸の片面に新聞紙をセロハンテープでくっつけていくだけですから。
予め2~3枚の新聞紙をセロハンテープでくっつけて、網戸の両脇をテープで止めるのがベストかもしれません。要は、ザルに蓋が出来ればいいわけです。そして、網戸の片側全面に新聞紙を貼り終えたら、掃除機でホコリを吸い取って下さい。
もしブラシタイプのノズルが無かった場合は、吸引力を弱にしましょう。あまりに吸引力が強いと、網が緩んでしまう可能性があります。
えっ?「さっきのブラシと何が違うんだ」ですか?
確かにそれほど変わりはありませんが、ブラシはホコリを舞い散らせるだけで、掃除機はホコリをしっかりと吸い込んでくれますよね^^V。なのでブラシよりも強力な掃除方法なのです。
でもきっと取れきれない汚れが目について、まだ納得がいかないことだと思います。ここで納得できるなら、最初のブラッシングの時点で納得できていたはずなんです。
やっぱり、大掃除が必要な網戸なんですね。では、次のステップに進みましょう。
大掃除の網戸にはメラミンスポンジをダブル使用
メラミンスポンジって何?って方のためにまずは簡単にご説明をさせていただきます。
きっと見たことはあるんです。ただ、メラミンスポンジっていう仰々しい呼び名を知らないだけです。
激落ちくんとか言えば思い浮かぶのではないでしょうか。スポンジよりちょっと固めの四角い消しゴムみたいなやつですね。
水だけで汚れを落とせるのが特徴です。ヤスリが消しゴムになったみたいな感じと言うか、金属たわしのプラスチック版と言うか…
つまり化学反応で汚れを落とすんじゃなくて、物理的に削り落とすスポンジです。
今は100均でも売っています。もちろんホームセンターとかスーパーとかでも購入できます。大掃除ですから多めに買うほうがいいかもしれません。見出しで書いたとおりダブル使用しますし、もし余ったとしても、使う用途はいくらでもありますから。
さて、掃除機でホコリを吸い取っても何故かまだ汚いままの網戸を、水につけたメラミンスポンジで上から下へこすりましょう。内側外側両面からです。これは網が緩むのを防ぐためです。両面から挟み込んでいるなら多少力が入っても緩むことはありません。
スポンジが黒ずんできたら面を変えて下さい。そうしないと汚れを広げるだけになってしまいます。すべての面が黒ずんでしまったら、水ですすいでから使って下さい。
先程申し上げたとおり、メラミンスポンジって物理的に汚れを削り落とすものですから、カスが下に落ちてどんどん小さくなってくると思います。そしたら新しい物に変えてください。
あと一つ抑えておきたいポイントがあります。両腕を使ったダブルスポンジで両面を挟み込んでこすっていますから、網戸の真ん中を少し超えたくらいで、反対側に回ってこするようにして下さい。
そうしないと、本能的に無理に手を伸ばしてしまい、よけいな苦労をするはめになります。(管理人は何枚も網戸を掃除した後でそのことに気づきました^^;)
まとめ
大掃除で一番大変なのが、窓ガラスと網戸だと思ってます。そして窓ガラスも網戸も外の空気の出入り口だから、せめて大掃除の時くらいはしっかりと汚れを落としたいものです。
そこで活躍するのが、今回紹介した洋服ブラシと新聞紙とメラミンスポンジってわけですね。どれもが身近だし安価ですから構える必要もありません。
大掃除の機会に一度汚れを落としてしまえば、普段からブラッシングするだけで結構綺麗に保つことが出来ます。
そして網戸が綺麗だと、カーテンも綺麗なんですよね。何故って、カーテンは網戸に常に触れるものですから、網戸が汚れているとその汚れを拭き取ります。つまり、カーテンを綺麗なままにするには、まず網戸が綺麗じゃないといけないわけです。
どちらも意識しないとあまり汚れに気付かないものですが、綺麗な状態と比較すると一目瞭然ですし、なによりいくら窓ガラスをピカピカに磨いたとしても、網戸やカーテンが汚いままだと外の景色も色あせてしまいます。
年明けに見る景色は、清々しい風景であって欲しいもの。この記事がそんな素晴らしい風景を満喫していただく役に立つならば幸いです^^V。
それでは、良いお年をお迎え下さい。