インフルエンザの予防と言えば予防接種が一番先に思い浮かびますが、副作用が心配だったりしませんか?私はどうしても副作用が気になってしまうので、数十年予防接種をしたことはありません。
そして、その間インフルエンザにかかったこともありません。
それは、自分なりに予防を心がけてきた結果だと思います。そんな数十年に及ぶ実体験から、一体どんな対策が効果的なのかご紹介したいと思います。
インフルエンザを予防する対策とは?
冒頭でも触れた通り、インフルエンザを予防するための対策として一番最初に挙げられるのは予防接種だと思います。ただ、予防接種はインフルエンザにかからないためのものではなく、かかったとしても症状が軽く済むためのものです。
つまり、厳密な意味では予防対策ではありません。予防と言うからには感染しないことが必要不可欠です。そんな予防接種を、副作用の危険があることを知りつつ接種する気にならないのは私だけではないでしょう。
では、本来の意味での予防対策にはどのようなものがあるのでしょうか?もしかしたら、あなた独自の対策を持っているかもしれません。実は私も私なりの対策をずっと行ってきました。
そしてその対策は、決して特別なものでもなく誰もが簡単に出来ることです。
その答えは、マスクとうがいと手洗いの中にあります。そのどれもを私は実際に行いましたし、それぞれにどんな効果があって、その結果一番効果的だったのがどれなのかをこれから紹介させていただきます。
インフルエンザの予防にマスクは有効?
インフルエンザの予防にマスクは果たして有効なのでしょうか?インフルエンザウイルスはとても小さいので、マスクでは防ぐことが出来ないとされています。
確かにその通りなのでしょう。ただ、直接飛沫が口や鼻に付着するのを防ぐことは出来ますし、菌が付着した手を無意識に口や鼻に持っていったときにも、防御の役割を果たしてくれます。
もちろん、直接的な付着を防ぐだけであって菌そのものはマスクを素通りするかもしれませんが、いくばくかの効果は期待できると思います。
ただ、私はそういう目的でマスクを使ったことはありません。喉の保湿目的で使っていました。そして、その保湿効果は就寝中に一番実感出来るんですね。
私はどうやら眠っているときに口呼吸をすることが多いみたいで、寒い季節になると起きたときに喉が乾いた状態になっています。それってウイルスの温床じゃないですか。なのでマスクをすることでしっかりと保湿をして、喉が潤った状態に保つことにしました。
確かにその効果は実感できました。朝起きたときの喉が乾いた状態は改善されました。されたんですが、実は弊害もあったのです。
「息苦しい!」
そうなんです、眠っているときに息苦しくて目を覚ましてしまうんですね。カバっと飛び起きるほどではありませんが、眠りが中断されてしまうので熟睡出来ないのです。
結局、いつの間にかマスクは使わないようになりました^^;。
インフルエンザの予防ならうがい?
「風邪の予防にうがいは有効だけど、インフルエンザの予防にはならない」
こんな言葉を耳にしたこともあるのではないでしょうか?
その根拠として「インフルエンザウイルスは気道の粘膜に付着すると、およそ20分で細胞の中に取り込まれて増殖し始める」からだとされています。すなわち、そのインフルエンザウイルスをうがいで除去しようと思ったら、20分毎にうがいすることになるので現実的ではないということですね。
ただし、それに反する事例も報告されています。1日にたった2回だけ紅茶でうがいをしたら罹患率が下がったとするものです。その2回がどの時間帯に行われたのかは不明ですが、少なくとも20分毎にインフルエンザウイルスが喉に付着する環境にあるとすること自体が不自然ですから、1日に数回のうがいであっても効果があるのかもしれません。
ちなみに、私の場合は外出から家に帰る度にうがいしてます。うがい薬は使いません。普通の水道水だけのうがいです。
特にインフルエンザや風邪の予防に効果があったと感じたことはありませんが、うがいをしてからでないと飲み物を飲んだり食べ物を食べたり出来ません。喉に付いたホコリとかばい菌を飲み込む気がして嫌なんですね。うがいをすると安心して口に出来ます。
そして、うがいを始めてから風邪を引かなくなったのは事実です。もちろんインフルエンザにもかかっていません。実はうがいの他にも行っていることがあるので、うがいの効果だけとは言い切れませんが、私自身の経験上としての裏付けがあるのは確かなのです。
インフルエンザの予防には手洗いが一番?
うがいと一緒に行っている対策は手洗いです。手洗いの他にアルコール消毒もしてます。要は可能な限り手を清潔な状態に保つようにしてます。
インフルエンザウイルスは、飛沫感染よりも接触感染が怖いからです。飛沫感染ならば、怪しげな人から遠ざかるだけで避けることが可能ですが、接触感染はどこにウイルスが付着しているか分かりません。
保菌者が自分の机に手をついたかもしれませんし、さっきさわったドアノブに菌が付いていた可能性もあります。
菌が手に付着することを避けることは困難ですから、こまめな手洗いとアルコール消毒で予防するわけなんです。
かつてインフルエンザに感染したときも、風邪をひいたときも、手を介して口に付着し体内に取り込まれたケースがほとんどのように思われます。現に、こまめに手を洗い、手を口に持っていく癖を直した結果、インフルエンザに感染したり風邪をひくことは全くなくなりました。
なので、私がおすすめするインフルエンザの予防に一番効果的な対策は手洗いなのです。合わせてうがいもするならば最強ですよ^^。
ちなみに、手洗いとアルコール消毒を比べた場合、当然ながらアルコール消毒の方が除菌効果は高いです。でも、だからといってアルコール消毒だけで大丈夫かというとそんなことはありません。
アルコール消毒が効かない菌もありますし、殺菌するのではなく洗い流すのが効果的な場合もあるからです。
一番いいのは手洗いとアルコール消毒の併用でしょうか。あと、それにプラスしてうがいですね。
早速実践して、あなたもインフルエンザ知らず、風邪知らずになってみませんか?
まとめ
私の風邪は喉から来ます。私はもともと喉が弱いので、気を抜くと喉が炎症をおこして飲み物すら飲めなくなり、入院することになります。
今までそれで数回入院しました。点滴と抗生物質の日々になります。
それを避けるために徹底しているのが手洗いとうがいなんです。そしてその効果は実証済みです。
最後に一つだけ付け加えるならば、もしも手を口に持っていく癖があるならば極力直してください。
それだけでも随分違ってくるはずです^^v。