風邪やインフルエンザが流行る寒い時期や、花粉が飛び散る春先にマスクは欠かせません。
マスクを付ける目的ははもちろんウィルスや花粉を防ぐことですが、食事時とか人と話すときとか一時的に外すことがあります。
そんなとき、無造作にバッグに入れたりテーブルの上に置いたりするのは抵抗があるもの。
そこでマスクケースの出番となります。
では、マスクケースはかわいさで選んでいいのでしょうか?それとも除菌を優先するべきなのでしょうか?
用途別のおすすめをご紹介します。
マスクケースはかわいいのを選べばいい?
どうせ持ち歩くのなら、やっぱりかわいいマスクケースが欲しいものです。
でも、果たしてかわいいからという理由だけで選んでいいものなのでしょうか?
最初に結論を言ってしまうと、未使用マスク用として使うのならかわいさ優先で選んで全く問題ありません。
そうではなく、使用済みマスクも入れるために使うのなら、かわいいからといって選んだら後悔するかもしれません。
何故なら、使用済みマスクは外側には花粉やウィルス、内側には唾や皮脂や汗なが付着しているのからです。そんなマスクをマスクをマスクケースに入れると、マスクケースにもその付着物が付いてしまいます。
その結果、予備で入れてある未使用のマスクもばい菌に汚染されて、花粉やウィルスを予防するはずなのに、増殖させたばい菌を吸い込むことになるわけです。
ばい菌は時間とともにどんどん増殖しますから、いつの間にかマスクケースがばい菌だらけになる可能性だって否定出来ません。
なので「絶対にかわいさ優先!」ってことならば、未使用マスク限定にすることをおすすめします。
もし、「かわいさ優先だけど使用済みマスクも入れたい」ってことならば、プラスチックケースにしてはいかがでしょうか?
布製だと、漂白剤で除菌したりといった手間がかかりますが、プラスチックケースだとアルコールをスプレーして拭き取るだけで除菌することが出来ますから^^v。
可愛らしさで人気の商品の一つを挙げるなら、プラザスタイルのコトリマスクケースでしょうか。
出典:https://www.plazastyle.com
価格はそれなりですが、プラザアイテムのファンなら揃えておきたい一品だと思います。
衛生面を考えて、マスクケースも定期的に変えたいなら、100均でもかわいらしいマスクケースが売られています。
ただし、100均は常に商品が入れ替わりますので、お気に入りのものが見つかったらある程度まとめ買いするほうがいいかもしれません。
マスクケースは除菌を優先するべき?
前章では、マスクはばい菌の温床という話をしました。
では、マスクケースは除菌を優先して選ぶべきなのでしょうか?
使用済みマスクを入れるためのマスクケースだとするならば、絶対に除菌を優先するほうがいいです。
自分自身の健康に関わることですから、かわいさ優先なんて言ってられません。花粉やウィルスを防ぐためのマスクが、逆に病気の要因になったりしたら笑い事ではすみませんから^^;。
一番いいのは、かわいくて除菌も出来るマスクケースなんですけど、残念ながら私の知っている限りでは両立する商品は存在しません。
そして、除菌機能のあるマスクケースなら、以前TVでも紹介されたコクヨの商品の評判がいいです。そのまま収納できるタイプと、二つ折りタイプの2種類が販売されています。
除菌だけでなく消臭も出来ますし、どちらのタイプも素材はプラスチックですから、商品に備え付ける除菌スティックを切らしたとしても、アルコールスプレー等で手軽に消毒することが出来ます。
ただ、マスクの大きさによってはうまく収納出来ない場合もあるようですので、購入にあたってはしっかりと確認してください。
なお、抗菌を謳っているレース柄のマスクケースもあるにはあるのですが、効果に疑問が残るのでここでは取り上げていません。
マスクケースのおすすめは結局どっち?
マスクケースはかわいいものを選んでいいのか、それとも除菌を優先するべきなのか?
私の結論は、自分が気に入ったかわいい柄のマスクケースを選ぶのが一番だと思います。
ただし、未使用マスク専用にするか、使用済みマスクを入れるのならばプラスチックケースにするという前提ですが…
未使用マスク専用なら除菌なんて考える必要はありませんし、使用済みマスクを入れるのなら手軽に消毒できなくてはばい菌の温床になってしまいます。
なので、使用済みマスクを入れたマスクケースは、毎日こまめにアルコール消毒するようにして下さい。
それが面倒ならば、かわいらしさを捨てて、除菌タイプのマスクケースにしましょう。
前章で取り上げたコクヨの製品なら、シールなんかを貼り付けて自分オリジナルにすることも出来ますし、案外そのほうがおしゃれかもしれません。
結局、マスクケースをどういう用途で使うかってことになります。
コクヨの商品は除菌機能付きですから当然使用済みマスクを保管するものですが、一般に売られているマスクケースも予備用と使用済み用に分離されているものが多いです。
なので、マスクケースって使用済みマスクを入れる前提だと思います。
そうなると、どうしても除菌機能が必要になってしまうんですね。くどいようですがマスクはばい菌の温床です。
そして、マスクは1日毎に変えるかもしれませんが、マスクケースはずっと使い続けるものですから、どんどんばい菌が繁殖してしまいます。
その結果、予備マスクにもばい菌が付着する結果になりかねません。
冒頭では、自分が気に入ったものを選ぶのが一番と言いましたが、前提ありきでした。
最後におすすめするのは、除菌機能有る無しに関係なく、プラスチックのマスクケースです。
簡単にアルコール消毒が出来るからです。これが布製だったりしたら、そうはいきませんから。
まとめ
実はマスクケースって、おしゃれ用のアイテムじゃないかなって思ってます。
そう言う意味では、除菌よりもかわいいものを選ぶべきでしょう。
で、マスクケースのおしゃれにもこだわるのなら、マスクだっておしゃれに使いこなしましょう。
食事時に外したマスクは捨てて、新しいマスクに変える。
おしゃれだし健康にもいいし一挙両得だと思いませんか?