卵酒は風邪に効果あり?風邪薬と一緒に飲めるの?作り方は?

スポンサードリンク

sake-nog
私が子供の頃は、風邪を引くと卵酒でした。ベースは日本酒ですから、少しおとなになったような気がして嬉しかったものです。

味の記憶は残っていません。美味しかったような気もするし、不味かったような気もするし…

そんな味わいがどうのこうのよりも、母親が心配して自分のためだけに作ってくれた卵酒は、何かしら魔法がかかっているような不思議な効き目があるようで、「これですぐに風邪が治るんだ!」って信じきっていたように思います。

もう一つ記憶に残っているのは、日本酒のアルコールを抜くために、鍋で煮立ててから火を付けていたことでしょうか。鍋の表面を青白い炎が覆って、しばらくその炎に見とれていた記憶があります。

風邪で熱があった状態でしょうから、どこまで記憶が正しいものかさだかではありませんが、卵酒と聞くと一番最初に思い浮かぶのは、母親の愛情とか温もりなのです。だからこそ子供には万能薬になったのでしょうか?あるいは卵酒は風邪に本当に効果があるのでしょうか?

今日は卵酒の風邪に対する効果と、風邪薬との相性、そしてその作り方についてご紹介させていただきます。

スポンサードリンク
  

卵酒が風邪に効果ありって本当?

「卵酒は風邪に効果があると思いますか?」
こんな質問をしたら、回答は大きく二つに分かれると思います。

「全く効果はありません」

「すごいよく効きます」
のどちらかになろうかと。

これって基本的には実体験に基づいたものだと思われますが、「効果無し」とする人たちの中には思い込みの意見が含まれているかもしれません。

個人的には、卵酒って風邪の特効薬だと思っています。とりわけ母親が作ってくれたときには^^v。

まぁ、そこだけ強調すると「プラシーボ効果だろう」なんて言われそうですから、医学的な?根拠について挙げてみましょう。

まずは日本酒の効果ですが、日本酒はアルコールですから風邪の菌の消毒作用が期待出来ます。温めることでアルコールが活性化し、その温かい卵酒を飲むことで喉の粘膜に張り付いている病原菌をアルコールが消毒してくれるわけですね。

さらに、適度なお酒は血行を良くして体を温めてくれますし、結果眠りへと誘ってくれますから理想的な状態で体を休めることが出来ます。

次に卵の効果ですが、御存知の通り卵は栄養価が豊富ですから、風邪で食欲が無くなって不足しがちな栄養分を補えます。固形物が喉を通らない場合でも、卵酒なら飲むだけで栄養を体に取りこんでしまうわけですね。
raw-egg
で、ここからがまさに医学的な説明になるんですが、なんでも卵の白身にはリゾチームという成分が含まれていて、そのリゾチームって風邪薬にも含まれているようです。なので卵の白身そのものが風邪薬と言ってもいいのかもしれません。

ちなみに、私なりに卵の白身の効能を調べてみた結果は以下の通りです。

  • 細菌を死滅させる
  • 免疫力を増強する
  • 病原体や老廃物を速やかに体外へ出す
  • 組織の再生力を増強させる

どうでしょう?卵酒ってお酒と卵の相乗効果で、すぐに風邪を吹き飛ばしてくれそうじゃありませんか?

卵酒は風邪薬と一緒に飲んでも大丈夫?

前章の結びは「お酒と卵の相乗効果」でしたが、では卵酒と風邪薬を一緒に飲んだらもっと効き目があるのでしょうか?

残念ながら逆です。

風邪薬の成分が卵酒のアルコール作用を強くし、中枢神経を過度に抑制して副作用の出る可能性が高くなります

そればかりではありません。

お酒と風邪薬を同時に飲んだ場合、肝臓で分解されるのはお酒が先になります。薬が分解されるのはその後ですので、普通に摂取したら分解されるべきときに分解されません。

その結果、体内の薬の濃度が強すぎて、やはり副作用を引き起こす可能性があります。

卵酒と風邪薬に限らず、アルコールと薬を一緒に飲むのは厳禁なんです。

卵酒は煮立てるからとか、火を付けてアルコールを飛ばすからとか言ったところで、あくまでもお酒です。

風邪薬を飲むのなら卵酒は飲まない。卵酒を飲むのなら風邪薬は飲まない。
「飲んだら乗るな。乗るなら飲むな」みたいな感じになってしまいましたが、冗談抜きで大切な約束事です。

卵酒って結局は民間療法ですから、単に風邪の症状を抑えたいだけならば風邪薬を飲むのが早道だと思います。
でも、薬に頼るのではなく自分の免疫力で風邪を退治したいときに飲むのが卵酒なのではないでしょうか。
mask-medicine-thermometer
風邪薬なら1時間で症状が軽減するのに、卵酒なら一晩かかるかもしれません。その時間だけに注目したら風邪薬に軍配が上がります。

では、免疫力という観点から見たらどうでしょうか?風邪薬は単に症状を抑えるだけなので、免疫力が高まるわけではありません。それどころか、免疫力が症状を改善する前に薬が抑えてしまうわけですから、減少してしまう可能性だってあります。

その反面、卵酒は血行を良くして体を温めて栄養を摂取出来て、なおかつ卵の白身成分が細菌と戦ってくれて免疫力もアップしてと言うことなしです。

民間療法だからと軽く見たりしないで、その安全性と利点に目を向けて欲しいものだと思います。

卵酒の作り方は?

冒頭で、私の母親が卵酒を作るときは日本酒に火を付けてアルコールを飛ばしていたと書きましたが、あくまでも子供向けの卵酒を作るときの話です。

大人が飲む場合にはやっぱりアルコールによる消毒作用も期待したいですから、そこまでする必要は無いと思います。

では、一般的な作り方をご紹介しましょう。

まずは材料ですね。
1コ
日本酒 180ml
・砂糖or蜂蜜 お好みの量
・生姜 お好みの量

砂糖・蜂蜜・生姜は無くても構いません。あくまでも好みで入れて下さい。日本酒と卵があれば十分効果はありますから。

ただ、甘めが好きならば砂糖や蜂蜜を入れると美味しく飲めると思いますし、体をより温めたければ生姜を入れるのがおすすめです。

では作り方です。
1.鍋に卵と日本酒を入れます。(生姜がお好みなら生姜も)
2.しっかりと混ぜ合わせます。
3・火にかけます。(弱火)
4.トロッとするまでずっとかき回します。
5.砂糖or蜂蜜がお好みならここで入れて下さい。
6.出来上がりです。

ご覧になってお分かりの通り、しっかりと混ぜ合わせて温めるだけです。注意点としては弱火でかき混ぜながらじっくりとでしょうか。卵が入っていますので火が強かったりかき混ぜなかったりするとすぐに固まってしまいます。

卵酒ですから、基本的には卵と日本酒だけなんです。でもそこからのバリエーションはたくさんあります。日本酒を焼酎にしてもいいですし、カクテルのようにスピリッツを入れて割ってみるのもお好み次第。ただし分量は180mlを超えないようにして下さい。

飲んだらすぐに寝るのが基本です。風邪を治すためのものであって、お酒を楽しむレシピではありませんから^^;。

まとめ

私の卵酒の記憶は、冒頭で書いたとおり子供の頃に母親が作ってくれた記憶です。母はすでに旅立ってしまいましたが、当時のことを思い出す度に心がほんわかしますね。とても幸せな思い出です。

なので、風邪を引いても薬を飲むことはまずありません。卵酒は作れれば作りますが、ほとんどの場合、卵と熱燗は別々に飲んで胃の中で卵酒にします(笑)。で、飲んだらすぐに布団に入って汗をかいて治すってパターンです。

風邪のときに薬を飲まされた記憶が無いので、余程のことがない限り自然の食品や飲み物で治します。卵酒以外だと、すりおろしたりんごとか。それもよく母親が作ってくれました。

結局、子供の頃の記憶と経験がいくつになってもつきまとうのだと思います。

あなたの卵酒の思い出は、どなたと繋がっていますか?

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする