寒い季節に猛威をふるうのがインフルエンザですよね。不幸にも感染した場合、会社への連絡や手続きはどうするべきなのでしょうか?そして完治するまでの休みはどういう扱いになるのでしょうか?
実は会社によってまちまちなのです。その一番の理由は、インフルエンザの種類によって法的義務が異なることにあると思います。
例えば、新型インフルエンザだと、感染予防法で就業が制限されていますし、季節性のインフルエンザだと就業禁止にするかどうかは会社の判断次第なんですね。
まぁ、どちらのインフルエンザであれ、感染した旨を速やかに連絡するのがまず第一ですが、その後の扱いがどうなるのかは就業している会社の意向によって異なってしまうと^^;
ただし、やはり一般的な社会的通念はありますから、それに照らし合わせて客観的に望ましい形をご紹介したいと思います。
どう受け止められるかはあなた次第です。一つの判断基準としてご覧ください。
インフルエンザは会社を休むべき?
生真面目な人は、たとえ病気になっても無理して出勤するケースが多いようです。
自分だけで完結する病気であれば拍手を送りたいところですが、感染する病気だとするならば大きな迷惑ですよね。他の人にうつる可能性があるわけですから。
なので一般的常識に従うならば、感染症であるインフルエンザにかかった場合は会社を休むべきです。意図的にインフルエンザを広めたいと思わないかぎりは^^;。
冗談はさておき、仮に自分の仕事のノルマをこなせたとしても、周りの人にうつしてその人達が休んでしまったら、全体的に見た場合会社にとって大きなダメージですよね。
それが会社の社員だけならばともかく、他者の社員やお客様が多く出入りするような環境の場合、意図せずにインフルエンザテロリストになってしまうと言っても過言ではありません。
無理に出勤するのは責任感に限らずいろいろな理由があるでしょうが、感染症である以上他人にうつさないことが最優先だと思います。
インフルエンザは会社に診断書を提出するの?
一般的には、診断書を要求する会社が多いようです。その診断書は、インフルエンザにかかったことを証明するのものではなく治癒証明証である場合がほとんどです。
要は、休むために必要な書類ではなく、出勤可能であることを判断するための書類ってことですね。
ただ、まさに休暇を取得した際の証明書としての診断書を要求する会社もあるようですし、診断書の提出を全く求めない会社もあるようですから、感染の連絡を入れる際に必要書類を確認するのがベストです。
単なる証明書であっても数千円位しますので、会社で負担してくれないかッて思うのが人情だとは思いますが、まず間違いなく自腹です。
感染した事自体、体調管理を出来ないが故の自己責任って認識だからです。
会社側の考え方の根底はこれに尽きます。従業員の過半数以上が感染しているならば不可抗力かもしれませんが、そうでなければ個人的にもその通りだと思います。
インフルエンザは会社で有給扱いにしてくれる?
これもまたその会社次第です。
考えられるのは、欠勤扱い・有給扱い・公休扱いの3つでしょうか。可能性の高い順に並べてみました。
前の章でも触れたとおり、会社側の考えは「体調管理不行き届きの自己責任」です。なので会社から一週間の出勤停止を命じられたとしても、欠勤扱いの可能性が高いです。
少し良心的な会社であれば、有給に振り替えてくれるかもしれません。ただし、有給は事前申請が基本ですので、あくまでも会社の好意によるものです。有給にしてくれないからといって怒っても取らってもらえないと思います。
そして最高に良心的な会社であれば、もしかしたら公休扱いにしてくれるかもしれませんが、精神衛生上期待しないほうがいいです。
結局、正しいか正しくないかは別として、会社で働く以上、会社の意向に準じる必要があるわけですね。
まとめ
寒い季節は毎年インフルエンザが流行しますから、感染する可能性は誰にでもあります。
ただし、予防することで感染確率は限りなく低くすることが出来ると思うのです。
帰ったら手洗いとうがいをかかさない。それだけで随分違います。
私はそれを実践し始めてから5年以上風邪・インフルエンザ知らずです。予防接種も行わずにです。
普段の意識と行動が、健康の秘訣なのかもしれません。